BCP対策とはリスク対策

BCP対策とは、なんらかの問題に遭遇しても事業を継続させる(早期に復帰させる)ための対策です。一番シンプルなものは、災害への対策です。店舗の火災や大規模な天災などが発生した場合を想定して、いくつかの対応策を考えておかなければいけません。この場合の対策には、いくつかの種類があります。まず配慮したいのは、被災時に店内にいる顧客と従業員の安全を守るための計画です。また、被災により特定の取引先が倒産する可能性もあるので、取引先の確保も大切な課題となります。

従業員がリスクの原因になる場合もある

事業の継続のために問題となりうるのは、災害だけとは限りません。従業員または自社製品が問題を起こす場合もあり、その対策も必要です。具体的には、従業員による個人情報の流出、決算書類の改ざん、商品への異物混入や食中毒が典型的な例となります。このような事態が発生すると、事業が停滞するだけではなく組織の存続が危うくなることもあります。そのため、問題を発生させない対策と問題を迅速に回復させる対策が求められるのです。

ホームページの運用にも対策が必要

インターネットの普及により、事業内容を紹介するホームページを持つ企業はめずらしくありません。また、SNSの活用も増加傾向にあります。このような時代にリスクとなるのが、サイバー攻撃です。悪意を持った者により、ホームページが正常に表示できなくなったり、データを盗もうとする行為があるのです。対策には専門家の協力を求める必要もありますが、パスワードを厳重にしたり、OSやソフトの更新を定期的に行うことである程度は回避することができます。

企業が安定した営業を存続するための経営方針で、具体的なBCP対策とは大規模災害などが起きた際の対応策を作成・準備することです。